
2025年3月2日、ドナルド・トランプ米大統領が暗号資産準備金について驚きの発表を行いました。
この発表をきっかけに、ビットコインをはじめとする暗号資産市場は急騰。
中でも、一人のトレーダーが戦略的な投資で約10億円もの利益を上げたことが注目を集めています。
彼はいかにしてこのタイミングを見極め、大きなリターンを手にしたのでしょうか?
本記事では、その詳細と市場の反応を深掘りしていきます。
トランプ大統領の暗号資産準備金発表で約10億円の利益を得たトレーダーの戦略とは?


▶ ビットコインロングで大勝負
このトレーダーは、分散型デリバティブプラットフォーム「Hyperliquid」で、発表前に2億ドル(約300億円)分のビットコイン(BTC)ロングポジションを建てていた。
この取引には50倍のレバレッジがかかっており、担保として400万ドル(約6億円)を使用。
エントリー価格は8万5,908ドル、清算価格は8万4,752ドルであり、わずか50ドルの差で清算される危険な状況だった。
▶ トランプ発表後、市場は急騰
その後、トランプ氏がソーシャルメディア・プラットフォーム「Truth Social」で、暗号資産準備金に含まれるトークンを発表。
これをきっかけに、ビットコイン価格は8万5,000ドルから9万7,255ドルへと11%以上急騰した。
この値動きを受け、トレーダーはロングポジションを決済し、約680万ドル(約10億2,000万円)の利益を確定させた。
▶ 本当にベストな選択だったのか?
ビットコインの上昇率は11%だったが、同じタイミングでカルダノ(ADA)は47%、XRPは18%も上昇していた。
もしこのトレーダーが他の銘柄を選んでいたら、さらに大きな利益を得ていた可能性もある。
▶ トランプ発表の影響
トランプ大統領が準備金に含めると発表したのは、ビットコインだけでなく、XRP、ソラナ(SOL)、カルダノ(ADA)などの主要アルトコインも含まれていた。
これは市場に大きな驚きを与え、コインベースCEOのブライアン・アームストロング氏やビットワイズCEOのハンター・ホースリー氏も「米国の準備金にはビットコインのみが含まれると考えていた」とコメントした。
その一方で、リップル(XRP)やカルダノ(ADA)の関係者は、ソーシャルメディア上で歓喜の声を上げた。
▶ インサイダー取引の疑惑?
今回のトレードについて、一部では「このトレーダーがトランプ氏の発表内容を事前に知っていたのでは?」と疑問を投げかける声もある。
しかし、このポジションがヘッジ目的だったのか、それともビットコインが底を打ったと判断しての投資だったのかは不明である。
結果として、このトレーダーは見事なタイミングでポジションを決済し、巨額の利益を手にした。
しかし、暗号資産市場のボラティリティを考えれば、一歩間違えれば莫大な損失を被る可能性もあっただろう。
まとめ


今回の出来事は、トランプ大統領の暗号資産準備金発表がいかに市場に影響を与えるかを示す一例となった。
トレーダーの素早い決断とリスク管理が、成功のカギとなったことは間違いない。
しかし、より大きな利益を狙えた可能性もあり、今後の市場動向からも目が離せない。
おわりに



いかがでしたでしょうか?
今回のトレーダーの成功は、トランプ大統領の暗号資産準備金発表が市場に与える影響を的確に捉えた結果でした。
しかし、ビットコイン以外のアルトコインがより大きな上昇を見せたことから、選択次第ではさらに大きな利益を得られた可能性もあります。
暗号資産市場は常に変動が激しく、ニュースや発表によって大きく価格が動くことも珍しくありません。
だからこそ、市場の動向をいち早くキャッチし、適切なタイミングで取引を行うことが重要です。
今後もこのような市場の急変動を活かし、利益を狙うトレーダーが続々と登場するでしょう。
これからも暗号資産の最新ニュースをお届けしますので、ぜひチェックしてください!
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