
2025年4月7日、東京外国為替市場の午前の取引では、ドル円が下げ渋る展開となりました。
週明け早々、投資家心理のリスク回避姿勢が強まったことで円買いが優勢となり、ドル円は一時144円台まで下落。
しかし、その後は先週末の安値を意識した反発もあり、再び145円台まで戻す動きが見られました。
この記事では、午前10時時点での主要通貨(ドル円・ユーロ円・ユーロドル)の動向を詳しく解説し、今後の為替市場を読み解くヒントをお届けします。
朝の円買い先行も、下値は限定的


週明けの東京市場では、リスク回避姿勢が強まり円が買われる展開で始まりました。
特に朝8時過ぎには、ドル円は一時144.82円まで下落。
しかし、先週末の安値144.56円には届かず、そこを意識した買い戻しが入り、反発する形で145円台後半まで値を戻しました。
ただし、日経平均株価が一時2900円超の大幅安となるなど、依然として投資家のリスクオフ姿勢が強く、ドル円の上値は重い状況が続いています。
ユーロ円も一時的に下げ止まり


同時間帯のユーロ円は159.92円をつけており、前営業日の終値160.91円に比べて約99銭のユーロ安。
こちらもドル円と同様に、クロス円全体の下落が一服しています。
ユーロドルの持ち直しに支えられ、ユーロ円も160円手前まで回復する場面が見られました。
ユーロドルは一進一退、上値は限定的


ユーロドルに関しては、現在1.0966ドルで推移しており、前日比では約0.0010ドルのユーロ高。
オセアニア通貨に対するユーロ買い戻しが支援材料となっていますが、心理的節目である1.1000ドル付近で伸び悩む展開です。
午前中の参考レンジまとめ


- ドル円:144.82円~147.12円
- ユーロドル:1.0882ドル~1.1000ドル
- ユーロ円:158.30円~161.13円
為替相場は日々変動|今後の動きに注目


本日の東京市場では、株式市場の大幅下落やリスクオフの流れが為替にも影響を与えています。
特にドル円の動きは、米金利や地政学的リスクなどの要因に左右されやすくなっており、今後も注意が必要です。
最新の動向をチェックしつつ、適切な為替取引を心がけましょう。
おわりに



いかがでしたでしょうか?
本記事では、2025年4月7日午前時点の東京外国為替市場におけるドル円・ユーロ円・ユーロドルの最新動向をお届けしました。
リスク回避の円買いが進む中、各通貨ペアは下げ渋りつつも不安定な値動きが続いています。
為替相場は日々変化するため、最新の市場情報をこまめにチェックしながら、冷静な判断を心がけることが重要です。
今後も当ブログでは、注目の為替ニュースや相場の見通しを分かりやすく解説していきますので、ぜひブックマークしてお役立てください。
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