大晦日RIZINで実現した“想定外”のタイトルマッチ

SHINTARO KATAOKA2025年12月31日に開催される『RIZIN師走の超強者祭り』で、ライト級王座を巡る緊急カードが決定した。
王者ホベルト・サトシ・ソウザに挑むのは、ウズベキスタン出身の強打者イルホム・ノジモフ。
本来、サトシの挑戦者として予定されていた野村駿太が負傷により欠場。
その代役として白羽の矢が立ったノジモフは、フェザー級から階級を上げて臨むにもかかわらず、いきなりベルトに手をかけるチャンスを掴んだ。
突然巡ってきた大舞台を前に、ノジモフは王者サトシをどう見ているのか。
その発言から見えてきたのは、冷静かつ現実的な“サトシ攻略”のシナリオだった。
突然巡ってきた王座挑戦のチャンス

▼RIZINライト級タイトルマッチ(71.0kg)
- 王者:ホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ柔術)
戦績:20勝3敗
- 挑戦者:イルホム・ノジモフ(ウズベキスタン)
戦績:12勝3敗
※野村駿太は怪我で欠場。ベイノアは雑賀ヤン坊、新居すぐるは秋元強真とそれぞれ対戦予定。
絶対王者・サトシの強さとは?

サトシ・ソウザはRIZINライト級を長く支配してきた絶対王者。
2025年9月には堀江圭功を相手に、わずか1分40秒でリアネイキドチョークを極め、5度目の防衛を果たしている。
最大の武器は言うまでもなく世界最高峰レベルの寝技。
試合が組みの展開に入った瞬間、勝負が決まると言っても過言ではない。
ノジモフが語る「サトシの打撃評価」

インタビューでノジモフは、サトシの打撃について冷静な分析を口にした。
「サトシの打撃は、あくまでテイクダウンにつなげるためのもの。
5段階評価なら3点。“優・良・可”で言えば“可”だと思う」
挑発的にも聞こえる発言だが、そこには自信と準備の裏付けがある。
「組まれる前提」で作ってきた対策

ノジモフはこれまでのキャリアでも、レスラーやグラップラーとの対戦が多い。
そのため試合展開が組み中心になることは想定内だという。
「自分の相手はほとんどが組んでくる。だから寝技のディフェンスは常に強化してきた」
サトシ戦でも、簡単にマットに引き込まれるつもりはないようだ。
RIZIN屈指のストライカーとしての実績

身長182cm、リーチ189.5cmという恵まれた体格を持つノジモフは、RIZINでも屈指の危険なストライカーとして知られる。
- 2023年11月:RIZIN初参戦(アゼルバイジャン大会)
→ ホアレス・ディアに判定勝利
- 2024年4月:日本デビュー戦
→ 山本空良に2R TKO勝利
- 2025年6月:新居すぐる戦
→ 右前蹴り一閃、1R KO勝利
一撃で試合を終わらせる破壊力は、階級を上げても健在だ。
大晦日、ベルトは動くのか?

フェザー級からライト級へ階級を上げ、想定外のタイトル挑戦。
しかしノジモフにとっては、キャリアを一気に飛躍させるまたとないチャンスでもある。
サトシの圧倒的な寝技か、それともノジモフの爆発的な打撃か。
2025年の最後を飾るRIZINの大舞台で、ライト級の歴史が動く瞬間を見逃せない。
よくある質問(FAQ)|サトシ vs ノジモフ緊急対戦!
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- なぜノジモフが急遽サトシに挑戦することになったのですか?
-
当初サトシの挑戦者として予定されていた野村駿太が、練習中の怪我によりドクターストップで欠場したためです。その代役として、大晦日に出場予定だったノジモフが抜擢され、ライト級タイトルマッチが急遽決定しました。
- ノジモフは本来どの階級の選手ですか?
-
ノジモフは主にフェザー級(66kg)で戦ってきた選手です。今回は大晦日のカード変更により、1階級上のライト級(71kg)での挑戦となります。
- サトシ・ソウザの最大の強みは何ですか?
-
最大の武器は世界トップクラスと評される寝技力です。特にバックを奪ってからのリアネイキドチョークは決定力が高く、これまで多くの挑戦者を短時間で仕留めてきました。
- ノジモフはサトシの寝技に対応できるのでしょうか?
-
ノジモフ本人は「相手が組んでくる前提で準備してきた」と語っており、寝技ディフェンスには自信を見せています。ただし、実戦でサトシの圧力をどこまで防げるかは未知数です。
- この試合の勝敗を分けるポイントは何ですか?
-
勝敗の鍵は、ノジモフが距離を保って打撃戦を維持できるかどうかです。もしサトシが早い段階でテイクダウンに成功すれば王者有利、逆にノジモフが一撃を当てられれば番狂わせが起こる可能性もあります。
おわりに|大晦日に試される“王者の完成度”と“挑戦者の現実”

SHINTARO KATAOKA想定外の形で実現したサトシ・ソウザ対イルホム・ノジモフのライト級タイトルマッチ。
この一戦は、単なる代役による試合ではなく、RIZINの勢力図を左右する重要な意味を持っている。
絶対王者として長く君臨してきたサトシは、寝技に持ち込めばほぼ無敵とも言える存在だ。
一方でノジモフは、その前提を理解したうえで「組まれること」を想定した準備を積み重ねてきたストライカーでもある。
打撃で試合を支配できるのか、それとも一瞬の隙を突かれてマットに引き込まれるのか?
ノジモフが語る“サトシ攻略”が現実になるのかどうかは、大晦日のケージの中で明らかになる。
2025年最後のRIZINは、王者の完成度と挑戦者の覚悟が真正面からぶつかる舞台だ。
その結末を見届けずに、今年を終えるわけにはいかない。
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