和歌山県の葬儀の特徴 和歌山県は日本最大の半島である紀伊半島の南西に位置し、面積の8割を山地が占めています。 和歌山県北部には、平安時代のはじめに弘法大師によって開かれた真言密教の聖地、真言宗の総本山である高野山金剛峯寺があります。 高野山内にある奥之院という墓域には、皇室や公家、大名など20万基以上の墓があると言われ...

神奈川県の葬儀の特徴 横浜中華街などで有名な神奈川県の葬儀の特徴を3つ紹介します。 東京都にほど近いためか、ほとんどの地域で風習が無くなっていますが、現在も残っている風習があるため、まとめています。 神奈川県の葬儀の特徴、1つ目は「長寿銭」です。 神奈川県の農村部では、80歳以上の故人様の葬儀は特別とされており、長寿銭...

福井県の葬儀の特徴 日本では1871年に廃藩置県でいくつかの藩が統合され、1つの都道府県となったケースが多々あります。 葬儀の特徴や風習は、藩ごとに根付いている場合が多く、県内で異なる文化を有する原因となっています。 福井県もその例にもれず、県北部の福井藩等と県南部の小浜藩が1つになりました。 県北部を嶺北地方、県南部...

鳥取県の葬儀の特徴 鳥取県では、通夜のことを伽（とぎ）と呼びます。この呼び方は中部地方や近畿地方でもみられます。夜を通して付き合うという意味です。 一部の地域では、仏具で使う鉦（かね）を鳴らす風習が残っています。 鉦とは銅で作られた円形の打楽器です。葬儀では読経の際、撞木（しゅもく）で叩いて利用しますが、出棺の合図に鳴...

広島県の葬儀の特徴 広島県は浄土真宗の信徒が多い地域といわれています。 これにより、広島県の葬儀は浄土真宗の影響を受けたものが数多く存在しています。 例えば、縁起が悪いとされる日に葬儀を行わないという風習に関する特徴です。 一般的には、友引に火葬することを避ける地域が多く見られます。 しかし浄土真宗では友引を気にしない...

富山県の葬儀の特徴 葬儀では地域によって様々な風習が残っています。 他県の方が参列すると戸惑われる方も多いのではないでしょうか。 今回は富山県の葬儀の風習を紹介します。 「友引人形(ともびきにんぎょう)」 友引の日に葬儀をする際は「友引人形」を棺にいれます。 「友引」の日に葬儀を行うことは、文字のとおり「故人が友を引...

千葉県の葬儀の特徴 千葉県は、関東地方の南東部、東京都の東側に位置し、県の大部分を房総半島が占めます。もともとは、県南部の安房国(あわのくに)、県中部の上総国(かずさのくに)、県北部の下総国(しもうさのくに)の三国に分かれていました。この三国の名前は畿内地方(現在の関西方面)が都であった律令制の時代からのものです。県中...

埼玉県の葬儀の特徴 埼玉県は、関東地方のなかでも東京都、神奈川県に続いて人口が多い県です。 現在の埼玉県では、人口が増加しているにも関わらず火葬場の数が足りないという問題が目立ってきています。 特に、都市部に位置するさいたま市や大宮市などでは、火葬場を利用するのに3日～1週間ほど掛かってしまうケースもあるようです。 埼...

山口県の葬儀の特徴 本州最西端の山口県は、九州のすぐ隣であることから多様な文化が生まれ、葬儀にも特徴的な風習が残っています。 山口県には、故人と一緒に最後の食事をとる立ち飯（たちは）を食べる風習があります。出棺前に行い、親族が精進料理を食べます。大豆やごはんのおこげを食べるしきたりですが由来は不明です。副葬品として米や...

奈良県の葬儀の特徴 奈良県は関西圏の中でもっとも葬儀費用が少ない地域だといわれています。香典辞退や香典返しが減ったことがコストダウンに繋がっているようです。また、都心部では家族葬で参列者の人数が減少傾向にあります。 奈良県は基本的に後火葬の地域です。納骨は四十九日に行うことが多いですが、分骨で百か日に納骨をする風習も残...