長野県の葬儀の特徴 みなさんお葬式での風習はそれぞれの地方で異なっている事をご存じですか？ 他県の葬儀に参加した方は知らない風習に困惑したことがあると思います。 今回は長野県の葬儀の風習を紹介していきます。 『数珠回し(じゅずわまし)』 地域　長野県北東部 葬儀の夜に「隣組」などの近隣常民が集まり、２メートルほどの数...

静岡県の葬儀の特徴 静岡県は東西の距離が長く、浜松市を中心とする西部地方、静岡市を中心とする中部地方を、三島市や沼津市を中心とする東部地方に分けられます。 また、日本のほぼ中心に位置しているため、西に行くほど西日本寄り、東に行くほど東日本寄りの文化傾向があると言われています。このため、葬儀にまつわる風習も各地方により様...

山形県の葬儀の特徴 山形県は東北6県のうちの一つで、西は日本海、東は奥羽山脈に接し、北は秋田県、南は新潟県と福島県に接しています。県域の8割を山地が占め、県の中央には「母なる川」と呼ばれている最上川が流れています。また、日本海側の隣県である新潟県や秋田県と同様に雪が多く、県全域が豪雪地帯に、そのうちの8割が特別豪雪地帯...

岡山県の葬儀の特徴 今回は桃太郎伝説の発祥地として有名な岡山県の葬儀の特徴を3つ紹介します。 岡山県の葬儀の特徴1つ目は、火車です。 岡山県新見市の一部のお寺では、葬儀の時に故人様のお身体を食べるために奪いに来る火車とよばれる妖怪が言い伝えられています。故人様を守るために、筬を棺に入れるそうです。 岡山県の葬儀の特徴...

愛知県の葬儀の特徴 葬儀に関する習慣は、大きくは東日本と西日本で分かれます。 愛知県は東西の分かれ目であることから、同じ愛知県内でも東と西で特徴が違うので注意が必要です。 1.後火葬（あとかそう） 愛知県では、通夜の前に火葬をして、お骨の状態で葬儀をおこなう「前火葬」と、お柩の状態で葬儀をし、その後に火葬をおこなう「後...

福島県の葬儀の特徴 福島県は地域密着型の寺院が多いことから、檀家数が多いのが特徴です。祭りや儀礼を重んじる方が多い、福島県の葬儀について紹介します。 福島県の火葬は、葬儀の前に行う前火葬が主流ですが、後火葬の地域も混在しています。前火葬の場合は、葬儀の時に遺骨を安置する骨葬（こつそう）となるので、顔を合わせてお別れでき...

秋田県の葬儀の特徴 秋田県は東北6県のうちの一つで、西は日本海、東は奥羽山脈に接し、北は青森県、南は山形県に隣接しています。同じ日本海側の山形県や新潟県と同様に県内陸部のおよそ90%の地域が特別豪雪地帯に指定されており、雪が多く降る地域となっています。そのため、ひと昔前までは他の東北の県と同様、冬期の移動に時間がかかる...

岐阜県の葬儀の特徴 葬儀の形式は後火葬が主流です。仏教式と神道式のスタイルが混ざり合った独自の葬儀をすることがあります。 岐阜県は、葬式組と呼ばれる相互扶助の組織があり、近隣住民のつながりが強い地域です。場合によっては葬式組が葬儀を取り仕切ることもあります。 通夜の際、香典とは別にお淋し見舞い（おさびしみまい）としてお...

滋賀県の葬儀の特徴 滋賀県は、県土面積の1/6を占める琵琶湖によって、湖北・湖西・湖南・湖東の4つの地域に分かれています。 そして、それぞれの地域によって気候や風土が異なります。 湖北エリアの一部の地域では、お葬式の前に火葬が行われたり、彦根市などの湖東エリアでは出棺の際に導師が玄関前でお経を読む「門勤め」という儀式が...

石川県の葬儀の特徴 石川県は浄土真宗の割合が高く、葬儀の風習やしきたりにも浄土真宗の影響を受けています。 浄土真宗では人が亡くなるとすぐに浄土に行くという考えから「霊」の概念がないのが特徴です。香典の表書きは通夜・葬儀のどちらも「御仏前」と書きます。 石川県の一部では、喪主が火葬場へ行くときに白い喪服を着る風習が残され...