新潟県の葬儀の特徴 新潟県の都市部の葬儀では、古くからの風習はあまり行われなくなってきましたが、郊外の農村部などでは、まだ古くからの風習を葬儀で行っています。 新潟県では、他県でみられないような風習も多く残っており、県外などから参列した人は、思わず戸惑ってしまうこともあります。 その中でも珍しい風習を紹介します。 『...

沖縄県の葬儀の特徴 沖縄の葬儀で一番特徴的なのが荼毘広告（だびこうこく）です。新聞に載る一般人の告別式情報のことで、「名前・葬儀の日時・喪主」などの情報も記載されます。相互扶助の精神が強い沖縄では、本土よりも参列者は多くなりがちです。 また、檀家制度がないことも本土と大きく違う点です。もちろん、沖縄にも寺院はありますか...

高知県の葬儀の特徴 はじめに、高知県の葬儀の特徴としては、神式の葬儀が多いという特徴があります。 他にも様々な特徴・風習があるのでご紹介します。 ・おきゃく 高知県には、皿鉢料理とお酒に可杯（べくはい）による【おきゃく】という宴会の文化があります。 葬儀後の精進落としでも皿鉢がだされ、【おきゃく】が始まることも多いです...

大分県の葬儀の特徴 今回は別府、由布院などの観光地で有名な大分県の葬儀の特徴を3つ紹介します。 大分県の葬儀の特徴1つ目は、敷米料です。 祭壇の供物のところに敷米料と書いた紙をはりつけ、葬儀後お寺にお布施の他にお金を渡します。 これは、棺の下にお米を敷いて寺院に寄付していた風習の名残で、昔は米の量が家の豊かさを示すとい...

大阪府の葬儀の特徴 大阪府は、天皇のお膝元という考え方が根強く残っている地域です。これは、長い間「京」が存在していた京都からの影響を受けているためだと言われています。そのため、大阪府の葬儀の風習やしきたりは京都府のものと似ている部分が多いのが特徴です。 大阪府独自の風習もいくつか存在しています。一つ目に、他の地域と比べ...

島根県の葬儀の特徴 出雲大社のある島根県は神道の影響を強く受けています。葬儀にも独特な風習が数多く残されており、東西で異なる特徴を持っています。 東部（出雲市など）：前火葬（骨葬）天台・真言系が多い 西部（益田市など）：後火葬、浄土系が多い 葬儀の形式は仏式が主流となっていますが、出雲大社のある出雲地区では神式が多くな...

北海道の葬儀の特徴 北海道は明治2年(1869年)に開拓使が設置されて以来、日本全国から多くの移住者が来ました。そのため全国各地のしきたりやならわしが混ざり合って、独特の風習があります。葬儀についても北海道ならではの特色がありますので、それらのうちのいくつかについて紹介します。 通夜や葬儀の際に受付で香典を渡すと、その...

長崎県の葬儀の特徴 長崎県といえば、カステラ、大浦天主堂、平和記念像、中華街などが有名ですよね。 今回はそんな長崎県の葬儀の特徴を3つ紹介します。 長崎県の葬儀の特徴の１つ目は表書きの書き方です。 長崎県では、仏教以外の葬儀も多いため、香典の表書きの書き方が通常と異なる場合があります。カトリックの場合は「御ミサ料」、「...

熊本県の葬儀の特徴 今回は九州地方中央部に位置する熊本県の葬儀の特徴を3つ紹介します。 熊本県の葬儀の特徴1つ目は埋葬組です。 熊本県では、近隣住民の組織である埋葬組が存在し、組内で不幸があった際には、故人様の家族が行う葬儀の受付や弔問客へのお茶出しなどを組内の人が手伝う習慣があります。 熊本県の葬儀の特徴２つ目は地域...

三重県の葬儀の特徴 三重県には、故人と共に食事をとる出で立ちの膳（いでたちのぜん）という習慣があります。簡単な精進料理と一緒に、かつおだしと胡椒をたっぷり加えたお吸い物がでますが、これは涙汁（なみだじる）と呼ばれている辛い味付けのお吸い物です。別れのために涙を流すためだといわれており、発汗を促して葬儀の疲れを取る風習だ...