2022年8月最新 NFTに関する専門用語集!

NFTってよくわからない単語って多いですよね?
今回はNFTをする際によく使う専門用語を説明して行きたいと思います。
流行に乗って最近NFTを始めてみたんだけど、NFTにはよく分からない単語が多い・・・
そんな方が非常に多いのではないでしょうか?
今回はNFTを始める際に必要かつ重要な用語を簡単にご説明させて頂きます。
*この用語集は2022年8月時点での内容です。
今後随時更新していく予定です。
NFTに関する専門用語集
Ethereum(イーサリアム)
「 イーサリアム 」は、暗号資産(仮想通貨)です。
ビットコインに次ぐ時価総額2位(2021年8月時点)を誇っています。
イーサリアムの大きな特徴は、ブロックチェーン上にアプリケーションを記録したり、契約の内容を保存したりできることがイーサリアム最大の特徴です。
そのため、NFTを取引される際に多くのマーケットプレイスで、主要の取引通貨として使用されています。
イーサリアムを入手するには、国内での暗号資産取引所での口座が必要となります。
AMA
「 AMA 」は「Ask Me Anything」の略です。「何でもきいてください」と意味します。
NFTコレクションのオーナーが、スペースなどの音声ツールを使用し、質問会をする時など、AMAが使用されます。
ENS(Ethereum Name Service)
「 ENS 」はEthereum Name Serviceの略です。
パブリックチェーンのイーサリアムを基盤に、2017年5月4日にローンチされたネーミングのサービスです。
暗号資産のアドレスは、非常に長くて分かりづらい文字列と数字で構成されています。
分かりずらい上に、1文字でもアドレスが間違うと、資産を失ってしまう可能性もあります。
ENSでは英数字のみで構成された複雑な暗号資産(仮想通貨)のアドレスを、簡単で分かりやすい文字へと変換できるイーサリアムのサービスなんです。
例えば「〇〇〇〇〇.eth」のように人にわかりやすい形式でアドレス設定することが可能です。
またENSのスペルが間違ってたにしても、登録されていなければエラーで教えてくれます。
NFT
「 NFT 」は、Non-fungible toke(ノンファンジブルトークン)の各頭文字を取ったものです。
非代替性トークンとも呼ばれます。
NFTはブロックチェーン上に書き込まれるので「世界にひとつしかないデジタルデータ」となります。
今までデジタルデータはネット上にアップされると、簡単にコピー&ペーストされ、誰が作成したのかわかりませんでした。
しかしブロックチェーン上に書き込まれることで、NFTは唯一無二のデジタルデータとなります。
わかりやすく言えば、デジタルデータにシリアル番号が組み込まれるイメージです。
シリアル番号が組み込まれたデータは、いくらコピー&ペーストされても、所有者がわかります。
Giveaway(ギブアウェイ)/Airdrop(エアドロップ)
「 Giveaway (ギブアウェイ)/Airdrop(エアドロップ) 」 とは、NFTを無料で他の方にプレゼントするということを意味します。
*尚、送付する際、イーサリアムの作品ですとガス代(手数料)が必要となります
Twitter上で、NFT クリエーターの方が、作品の立ち上げ初期に、Twitter上で自分の認知度を上げるためによく利用されています。
何故利用するのかというと、Giveawayする条件として、自分のアカウントのフォロー+リツイートをすることが条件となるからです。
リツイートされることで、自分のアカウントがTwitter上で拡散され認知度があがります。
GOX(ゴックス)
「 GOX 」とは、取引所やウォレットなどに預けていた資金が持ち逃げされることを意味する俗語です。
GOXとは、過去東京に本拠を置いていた暗号通貨取引所の「Mt.Gox」社からきています。
このMt.Gox社は 2014年2月、ハッキング被害を受け750,000BTCを不正流出され破綻しました。
その事件をきっかけにこの「GOX(ゴックス)」という言葉が暗号資産で頻繁に使われる言葉となりました。
また暗号資産を取引所に預けていたが、ログインID・パスワード・2段階認証パスワードなどを、自分の不注意で紛失。
そしてそれらの暗号資産を取り出せなくなった場合は「セルフGOX」と呼ばれます。
暗号資産の世界は、常に”GOX”される危険性があるので注意が必要です。
ジェネラティブ(ジェネレーティブ) NFT
ジェネラティブ(ジェネレーティブ)NFTとは、あらかじめコンピューターに組み込まれたアルゴリズムによってランダムに生成されたNFT作品です。
事前に、いくつかのパーツの絵をあらかじめ用意しておき、機械が自動でくみあわせてNFT作品をつくります。
日本のジェネラティブNFTですと、CryptoNinja Partners(CNP)、Neo Samurai Monkeys、 NEO TOKYO PUNKSが有名です。
スマートコントラクト
「 スマートコントラクト 」を一言で言うと、「契約の自動化」です。
人の手を介さずに契約項目を自動で実行してくれることを意味しています。
スマートコントラクトの機能を要しているのが、暗号資産のイーサリアム(ETH)です。
イーサリアムのスマートコントラクトにはブロックチェーン技術が利用されているため、「契約内容が改ざんされない」というメリットがあります。
このように、第三者を介さずに契約プロセスが自動化できるので、取引期間の短縮化や人件費の削減などを実現できます。
SBT(Soulbound/ソウルバウンドトークン)
「SBT」とは、Soulbound token(ソウルバウンドトークン)の略で、”譲渡不可能”なNFT(非代替性トークン)を意味します。
通常NFTは、MetaMaskなどのウォレットと呼ばれるツールを使い、売買したり譲渡することが可能です。
しかし、SBTでは売買や譲渡が不可能となります。
SBTの利用方法としては、パスポートや履歴書など、情報を更新し、かつ、改ざんができない公的な証明書としての活用が期待されています。
Discord(ディスコード)
「Discord」はアメリカで生まれたのチャットサービスです。
音声通話機能があるため「ボイスチャットサービス」と紹介されることも多いですが、文字を使ったチャットも可能です。
1対1での交流はもちろん、大人数のコミュニティ運営にも適した「コミュニケーションツール」として利用されています。
NFT界隈では、NFTコレクションのファンコミュニティーのツールとして使用されています。
DYOR
「DYOR」とはDo Your Own Researchの略で、「自分で調べましょう」という意味です。
クリプト界隈では、不確かな情報がたくさんあります。
全ての情報を信用せず、自ら検証し、正しい答えを見つけ出す必要があります。
Binance(バイナンス)
「Binance」は世界最大級の暗号資産取引所です。
日本国内で取引できない、暗号資産の取り扱いが豊富です。
NFTゲームで取り扱う暗号資産の売買に使用されることがあります。
Blockchain (ブロックチェーン)
「Blockchain」の日本語訳は「分散型台帳」です。
世界中のコンピュータが一つ管理帳簿を使用し、監視しているイメージです。ブロックチェーンができることを簡単にまとめると下記3つです。
- 暗号通貨の取引を記録し、みんなで管理し合うことができる技術
- 取引記録は改ざんすることはできない技術
- 記録している場所に不正や故障などが起きても、全体システムは稼働し続けることができる技術
暗号資産を介した取引記録は公開され、改ざんされることができません。
Polygon(ポリゴン)チェーンのETH
「Polygonチェーン上のETH」とはポリゴンネットワーク上で取引されるイーサリアム(ETH)です。
NFTを売買する際、度々必要なガス代がイーサリアムより安くなる利点があります。
ただし、利用できるまでの手続きが難しいです。
Mint(ミント)
「 Mint 」とは、NFT生成して発行・作成することを意味します。
メタバース
「 メタバース 」とは米国のSF作家ニール・スティーブンソンが1992年に発表した小説「スノウ・クラッシュ」に登場したインターネットの仮想空間の名前です。
「超える or 上のレバル」という意味の「メタ」と「ユニバース(宇宙)」を組み合わせた造語です。
メタバースを簡単に言うと、「 バーチャル空間で色んな人が集まれる場所 」です。
MetaMask(メタマスク)
「 Metamask 」とは、イーサリアムやイーサリアム系のトークンを管理、送金、受け取りすることができるWebウォレットです。
身近な例えをすれば、イーサリアムやイーサリアム系のトークンを保管する“お財布”です。
NFTを購入する際はこのお財布(MetaMask)が必要なので、MetaMaskへの登録が必要となります。
PFP(ピーエフピー)
「PFP」とはPro File Pictureの略です。
SNSのプロフィール画像に使うことを意味します。
フルオンチェーン
「フルオンチェーン」とはNFTを構成する画像やメタ情報などの要素を、全てブロックチェーン上に記録することを意味します。
これにより、ブロックチェーンが消滅しない限り、純度の高い、NFTを作成することができます。
ホワイトリスト(WL:White list)
「 ホワイトリスト 」とは先行販売予約リストです。
NFT販売には”一般販売”と”先行販売”の2種類があります。
人気のNFTは販売開始と同時に一瞬で売り切れてしまいます。
そのため、先行販売が行われるのですが、買えるのがホワイトリストに登録されている人のみとなります。
ホワイトリストを入手するためには、指定された条件をクリアする必要があります。
ツイートのいいねやRT、Discord上のコミュニティのレベル上げなど様々です。
Twitter上では、ホワイトリストを配布するGiveawayキャンペーンが度々行われています。
OpenSea(オープンシー)に関する専門用語
OpenSea(オープンシー)


デジタル資産を個人で売買できるのがOpenSea(オープンシー)で、NFTマーケットプレイスの最大手です。
今のNFTブームの先駆者とも言える会社です。
Royalties(ロイヤリティ)
OpenSeaにてNFTを売却する際のメリットの一つとして、Royalties(ロイヤリティ)があります。
Royalties(ロイヤリティ)とは作品が二次販売された際、NFT作成者にも報酬が支払われることです。
本でいうと印税です。ただし、本が売れた時だけでなく、転売された場合も作者に印税が入ります。
つまり転売されればされるほど印税が手に入ります。
My Collections (マイ コレクションズ)
OpenSeaを登録する際、自分がMintしたNFTを管理する場所を”My Collection”といいます。
OpenSea上にある、自分のNFTを販売・もしくは陳列するお店というイメージです。この “My Collection” の中に、自分が作成したNFTを保管していきます。
ガス代
ガス代というのはざっくりにいうとイーサリアムの取引手数料です。
OpenSeaでNFTが取り引きなどの契約が実行されるたびに手数料が発生します。
流通量が増えると混雑し、高騰します。
NFT専門用語集 参考サイト
NFTを始める上で、おすすめの書籍及び動画です。
おすすめ書籍
おすすめ動画
NFTの歌
NFTを超わかりやすく説明しているのが下記Youtubeの動画です。
初めての方は一度ご視聴ください。ざっくりNFTについて理解できます。
【漫画】「NFTの教科書」をわかりやすく解説【要約/天羽健介/増田雅史】
日本暗号資産ビジネス協会のNFT部会長である天羽健介さんと弁護士である増田雅史さんの書かれた「NFTの教科書」を解説しています。
NFT専門用語集 まとめ



今回はNFTをする際に必要な専門用語をまとめてみました。
この用語集を使い、少しでもNFT取引にお役に立てればと考えております。
尚この専門用語集は未完成で、随時更新していく予定です。
また最後に、NFTを行う際はあくまで自己責任で実施して頂きますよう、宜しくお願いいたします。
NFTを取引する際、詐欺のDMが送られてきたり、OpenSeaの偽物のサイトがあるなど、罠にかけられる確率が非常に高くなります。
コチラの記事もおススメです。


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