宮城県の葬儀の特徴 宮城県は東北6県のうちの一つで、東は太平洋、西は奥羽山脈に接し、北は岩手県、南は福島県に隣接しています。冬の間は、県東部の平野では雪は少なく晴れの日が多いですが、県西部の山間地は多雪地域であります。そのため、ひと昔前は他の東北の県と同様、冬期の移動に時間がかかる地域でした。そのことから、葬儀のやり方...

京都府の葬儀の特徴 日本の歴史と文化を連綿と受け継ぎし古の都、京都。 お葬式にも京都独自の特色や習わしが多くみられます。 京都では、お葬式の時に用意される白木の位牌は2本用意されます。 この内の1本は四十九日までの間ご自宅の祭壇に祀られ、もう1本は野位牌(のいはい)と呼ばれ、お棺の中に入れ故人様と一緒に荼毘に付されます...

茨城県の葬儀の特徴 茨城県の北部は東北地方と接しています。そのため、茨城県は東北地方から影響を受けた葬儀文化が根付いているのが特徴です。例えば「火葬」についてですが、関東地方は葬儀の後に火葬を行う「後火葬」が一般的です。それに対して、茨城県は葬儀の前に行う「前火葬」が主流なようです。特に東北地方に近い茨城県北部では「前...

香川県の葬儀の特徴 香川県は信仰心が強い地域であり寺院が多く存在し、お葬式の文化にも独自の風習が見られます。 ご臨終に立ち会った方が、故人の口に水を含ませることを末期の水（まつごのみず）といいます。「死に水を取る」という言い方もしますが、一般的には湿らせた脱脂綿で故人の口を濡らすことで、最後のお別れとする儀式です。 一...

岩手県の葬儀の特徴 岩手県は北海道に次いで広大な面積を有する県であり、また、山が多く、雪深い地域でもあります。そういった地理的特色などから岩手県ならではの葬儀の特徴がありますので、それらのうちのいくつかについて紹介します。 岩手県は、広大で山が多く雪深いことから、昔は人が往来するのも大変な地域でした。そのため訃報を知っ...

鹿児島県の葬儀の特徴 今回は桜島、西郷隆盛、黒豚などで有名な鹿児島県の葬儀の特徴を3つ紹介します。 鹿児島県の葬儀の特徴1つ目は、神葬祭です。 鹿児島県は昔、山岳信仰による民俗神道と修験道が盛んであったため、他の地域と比べると、圧倒的に神道の割合が多く、神葬祭が多いです。 神葬祭の注意点としては、神道では死は悲しむもの...

群馬県の葬儀の特徴 群馬県の葬儀では「新生活」という受付が用意されます。これは、群馬県高崎市が中心となって推進している「新生活運動」に賛同する方用の受付です。戦後間もない頃に、冠婚葬祭のために無理をして費用を捻出する方が多かったことから新生活運動が生まれました。 自治体が先頭に立って推進しており、冠婚葬祭行事を簡素に行...

宮崎県の葬儀の特徴 今回は高千穂、青島などの観光地やチキン南蛮でよく知られている宮崎県の葬儀の特徴を3つ紹介します。 宮崎県の葬儀の特徴1つ目は、目覚ましです。 目覚ましとは、地域の人が親戚が通夜の夜に、遺族が夜通し祭壇の前で線香の火を消さないようにしているときに、差し入れを持ってくる風習のことです。 差し入れするもの...

青森県の葬儀の特徴 青森県は津軽・南部・下北の3つの地域に分かれています。それぞれ言葉や生活習慣も大きく異なるのが特徴です。 津軽地方では、一般弔問客が通夜に参列し、葬儀は親族のみ参加することが多くなります。それに対して南部地方は通夜を親族だけで行い、一般弔問客は葬儀に参列することが多いようです。 一般的な忌明けは四十...

兵庫県の葬儀の特徴 兵庫県は広いうえ、大都市・農村部・沿岸部・離島など、さまざまな特色のある、地域それぞれに根付いた風習があるため、葬儀における習慣も、非常に数が多いです。 この記事では、兵庫県在住の私が順番にご紹介いたします。とてもユニークなものもありますので、ぜひ最後までご覧ください。 1.南枕（みなみまくら）から...